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東京都豊島区の歴史
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所在地 豊島区駒込3-12-8

 旧丹羽家住宅蔵
 この蔵は、丹羽家に残されていた記録から、昭和11年(1936)の建築であることがわかっています。もとは主家の北側に木造2階建ての蔵が建っていましたが、8代目茂右衛門が、9代目の結婚の際に主屋の増改築とあわせて、鉄筋コンクリート造りのこの蔵に建て直しました。
 蔵は出入口を東面に設け、増築した六畳間と廊下で主屋とつながっていました。出入口の観音開きの鉄製扉の内側に家紋(五三桐)が付いています。また扉上部と両脇の柱に大理石が貼られるなど、装飾に気を使っている点が注目されます。
 外壁は、昭和初期の土蔵や店舗などに多く用いられた工法である、モルタル下地に大理石の砕石粒洗出し仕上げになっています。また外壁の腰巻、水切り、雨押え、鉢巻などの細部や、窓の庇の銅板葺きなどに職人の丁寧な仕事ぶりがうかがえます。
 蔵の内部は、地価に収納庫を設け、床板には槍板を用い、壁はモルタル下地に漆喰塗りで仕上げています。特に1階の天井や梁(はり)化粧面取りなどに投じの左官技術がよく表われており、意匠的にも優れています。
 このように、旧丹羽家蔵は、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造でありながらも、細部には職人の技術や建築主のこだわりが見られます。建築後70年以上が経過していますが、昭和初期の建築当時の姿を残しています。
 これらの点が評価され、平成20年(2008)3月7日に国の登録有形文化財建造物になりました。









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