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東京都豊島区の歴史
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所在地 豊島区駒込6-11-4 (西福寺)

 伊藤政武墓
 江戸時代中期の園芸家。政武は江戸の北、染井村(現在の豊島区駒込6、7丁目付近)の伊藤三之丞の子として延宝4年(1676)に生まれた。号を樹仙という。伊藤家は代々伊兵衛を名乗り、近くの伊勢津藩藤堂家の下屋敷に出入りして、庭の世話をしているうちに植木屋となり、江戸第一の種苗商となった。その種苗目録を『地錦抄』という。4代目の政武は江戸城にも出入りして将軍吉宗の御用植木師となり、城内の植木を管理していた。日本の園芸が独自に発達したのは江戸時代であり、キク、ツバキ、カエデ、ツツジ類、アサガオなどの園芸植物が改良され、また、朝鮮や中国をはじめ外国からも多くの植物が輸入されている。政武は特にカエデを好み、深山楓に舶来の楓を接き木することに成功した。
 写実的な絵画を得意とし、園芸植物に関する著書に『草花絵前集』『増補地錦抄』『広増地錦抄』『地錦抄附録』などがある。宝暦7年(1757)10月2日81歳で死去した。
 平成5年(1993)3月31日建設 東京都教育委員会
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