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東京都豊島区の歴史
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所在地 豊島区雑司が谷3-19-14 (本納寺)

 句碑(月花塚)
今宵見る月の外にもさかつきに 
  みちてこほるるさけもまたよき    信仁亭月和孝

花のみか酒さえあるかおもしろし
  ゆめのよし原夢の世の中    花信亭明鐘起

これは狂歌を好んだ雑司が谷在住の茗荷屋沖右衛門(雅号を鹽梅舎辛伎)が両人の早世を悼み、社中の仲間に呼びかけて建立したものです。これが完成した時には追悼の狂歌会が盛大に催されたそうです。またこの碑の筆をとたのは、芭蕉や西鶴、近松とともに江戸文学の担い手として名をはせた太田蜀山人(1749~1823)です。
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